Kotlinにおけるval型変数の宣言・初期化と扱えるデータ型についてサンプルコード付きで紹介します。
## 変数の宣言・初期化(val型)
Kotlinではvar以外に「val」を使って不変の変数を宣言・初期化できます。
不変の変数とは、一度与えた初期値を後から変更できないタイプの変数です。
一見不便に思えますが、謝って値が書き変わるバグを心配する必要がないため保守性を上げるのに重宝します。
書式
// 型推論を使う場合 val 変数名 = 値 // 型を指定する場合 val 変数名:型 = 値
## サンプルコード
サンプルコードのソースコードです。
import java.util.* fun main(args: Array<String>) { val x = 10 x = 20 println(x1) }
valで変数宣言しているので値を10から20に書き換えようとすると以下のエラーが出ます。
prog.kt:5:5: error: val cannot be reassigned x = 20
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