この記事では、Java言語で数値型の配列の使い方について解説します。
数値型の配列
Javaで数値型の配列扱う場合、宣言・初期化・代入方法をまとめると以下の通りです。
【書式】
型[] 配列名 = new 型[要素数];
【例】
int[] score = new int[3];
【配列の中身】
| int | int | int |
要素数3のint型の配列を宣言しています。
実数を扱いたい場合は、double型で宣言します。
配列の初期化
変数を宣言する際に、同時に初期値を与えることができます。
これを「配列の初期化」といいます。
初期化する際は、初期値をカンマ( , )で区切って括弧{ }内に並べます。
並べる初期値の個数は宣言した要素数に合わせる必要があります。
(要素数3なら初期値も3つ与える)
【例】
int[] score = new int[] {100, 97, 78};
【配列の中身】
| 100 | 97 | 78 |
score[0]に100、score[1]に97、score[2]に78がそれぞれ格納されます。
変数の代入
宣言した配列にデータを入れることを「配列への代入」といいます。
代入を行うと初期化したときのデータは消えます。(上書きされる)
【例】
score[0] = 50;
score[1] = 70;
score[2] = 80;
【注意】
配列の要素を指定する添え字の数は、
0 ~ (要素数 -1)
となります。
【例】
要素数が3の場合は、有効な添え字は0~2となります。
※添え字は1~3だと間違えることが多いので注意
別の型の値は代入できない
変数と同じく、配列でも異なる型で宣言した配列に対して異なる型の値は代入できません。
(例)int型の配列にdouble型のデータを代入したりなどはできない
【関連記事】
Java入門 サンプル集
コメント